【純川本町産】低温焙煎搾り えごま油 2本セット
寄付金額 25,000 円
「食べて美味しいえごま油」
えごまの町・島根県川本町のえごま油です。えごまは100%町内産で、自家搾油機で搾油します。
低温焙煎したえごまの実を搾っているので、独特の風味とコクがあります。栄養価は、生搾りと同じです。ドレッシングや、お料理にそのままかけてご賞味ください。
- 管理番号
- 060117
- 提供企業
- アグリムーン
- セット内容
- 低温焙煎搾り えごま油1本 105g(113ml)×2本
- 発送方法
- 常温
「僕はえごまを作りたいんです!」
脱サラして選んだえごま栽培への道
川と緑に包まれた自然豊かな小さな町、島根県川本町。その中でもさらに山深い集落で『アグリムーン』のえごま油は生産されています。
アグリムーンの設立者である柴原さんは埼玉県出身。元々サラリーマンでしたが、農業に興味があり仕事をネットで探していたところ、えごまに出会いました。調べていけばいくほど、綺麗でおいしくて健康にも良く、無農薬で栽培できるというえごまにどんどん魅了され、また中山間地が好きだったということもあり、ここ川本町でえごま栽培を行うようになったのです。柴原さんの「えごまを作りたいんです!」という熱意が伝わって川本町も全面的に協力することになり、今では地域の方々も応援してくれています。
すべて手作業で、誠実にえごま油を生産しています
柴原さんのえごま栽培はほとんどが手作業。えごまはシソ科の植物で、秋になると小さな種をいっぱいつけます。この種を採取して油を搾るのですが、近所の方がひとつひとつを手で摘み取っている柴原さんを見て、どうにかもっと楽に種を採取できる方法は無いだろうかと、お手製の機械を考案してくださったそうです。そうして採取した種は、小さなゴミや虫を取り除くため、唐箕(とうみ)という機械にかけます。コンクリートの上にビニールシートをひき、唐箕掛け(とうみがけ)した種を天日干しし、コンクリートの熱で虫を追い払った後、水で4~5回洗浄して乾燥機にかけて搾油します。これらすべてが昔ながらの製法で作られているため、大量生産はできませんが、その分安心安全なえごま油を皆様に提供することができるのです。
綺麗なえごま油に魅せられて
えごまの種1キロから採れる油は300mlとわずか。搾りたての油はほんのり暖かくサラッとしていて、シソのような爽やかな香りが口いっぱいに広がり、優しく喉を通ります。「この綺麗な油を見ると、やってて良かったとつくづく思うんですよ」と柴原さん。
えごま油はそのままお召し上がりください
えごまの成分は熱に弱いため、加熱せずにお召し上がりください。癖がなく、脂っこくないため、卵かけご飯や冷奴、刺身や納豆、お味噌汁など何にでもかけてお召し上がりいただけます。
「皆が健康であってほしいという気持ちで栽培をしています」
「皆さんの助けなくては、自分の夢は実現できませんでした」という柴原さん。最初は小さな畑から始まったえごま栽培も、現在では柴原さんの集落一体がえごま畑になっていっているそうです。
「こんなにも優しい人たちに囲まれて自分はラッキーだったとしか言いようがない。もちろん、商売ではありますが、集落の方も高齢化が進んでいるからこそ、皆さんが健康であってほしいという義務感で今は栽培を行っています。恩返しみたいなものです」と話す柴原さんからは、これから自分がこの集落を担っていかなくてはいけないという、決意も感じられました。
夢を追いかける柴原さんの瞳はまるで搾りたてのえごま油のように澄んでキラキラしていました。真面目に誠実に淡々とえごま作り。夢いっぱいの安心安全な柴原さんのえごま油を、この小さな川本町から皆様の元へ心を込めてお届けします。皆様が健康でありますように。